受診される方の状況やご希望により3つのコースをご用意しております。
コース別の概要
※お勤め先や、市の健康診断を 定期的に受けられている方 は、Aコースを おすすめします。
検査内容について
A:脳部MRI検査
脳全体の断面を見る検査です。過去の脳腫瘍、脳梗塞の有無や大きさ、発生箇所とともに、脳血管奇形や脳の加齢による変化や萎縮の程度をみることができます。(MRI装置による検査:磁石、電磁波を利用してコンピュ-タで、脳を断層に画像化する装置です。
B:脳部MRA検査
脳の血管に特化した検査です。血管の様子を3次元で観察できるため、血管のつまりや破裂が観察しやすくなっており、くも膜下出血や脳動脈瘤などを検査します。(MRI装置による検査:磁石、電磁波を利用してコンピュ-タで、脳を断層に画像化する装置です。)
B:頚部MRA検査
頸部には、脳の組織に送る動脈が複数通っており、頸部血管の状態(狭窄の有無など)、動脈分岐部の状態を調べる検査です。(MRI装置による検査:磁石、電磁波を利用してコンピュ-タで、脳を断層に画像化する装置です。
C:血液検査・尿検査
赤血球・白血球などの成分のほかに、肝臓・腎機能などの内臓の状態やコレステロール値、糖尿病など脳疾患の将来的な原因となり得る生活習慣病の実態を判定することができます。
D:心電図検査
虚血性心疾患・狭心症・心筋梗塞・心肥大・心筋症・心不全や心房細動などの脳卒中や心臓発作危険因子の有無を検査します。
E:胸部X線検査
心臓の肥大のほかに大動脈の石灰化、拡大等の高血圧性変化の有無を検査します。
F:頸動脈エコー検査
血管の超音波映像を確認しながら血流の流れや動脈硬化の程度を測定します。動脈硬化によって厚くなった血管壁や頸部MRAで評価できなかったこびりついたプラーク(脂肪などの線維など)や血栓などを確認することができます。
Cコースは標準検査、Aコースにはオプションで追加することができます。
H:認知症検査
記憶力や判断力の低下があるかどうかを、比較的短時間で判定できる認知機能の簡易スクリーニング検査です。脳部MRIによる脳の萎縮状態検査と併せて行うことが効果的です。
検査結果
検査当日、担当医師が、結果をご報告いたします。(一部検査を除く)
脳ドックの実施日
木曜日
Aコース:午後 B・Cコース:午前・午後
※Aコースにオプション(頸動脈エコー)をプラスされるコースのみ午前中より行います。
お申し込み・お問い合わせ
電話・E-メールおよびWEB予約↑による完全予約制となっております。
予約の際には1週間〜10日程余裕をもってご予約をお願いいたします。
お申し込み、詳細についてのお問い合わせは脳ドック担当者までご連絡下さい。
心臓ペースメーカーを装着されている方、⻭に磁石を埋め込まれている方は脳ドックは受けられません。
また、手術により体内に金属がある方は必ずお申し出下さい。